異種元素種の導入による層状アルカリケイ酸塩の高機能化
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Journal of the Society of Inorganic Materials,Japan: セツコウ·石灰·セメント·地球環境の科学
2024-2-1
国家建材技术图书馆
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【文件类型】 |
【文章页数】7页 |
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【文章作者】森田将司 |
【文章摘要】 層状アルカリケイ酸塩は,SiO4四面体から構成されるアニオン性シートと層問のカチオンとが交互に積み重なった無機層状結晶の一種である1),2).層表面にシラノール(SiOH/SiOr)基が規則的に存在し,イオン交換やシリル化反応などに高い反応性を有するため,古くからイオン交換体,触媒や触媒担体,薬剤担体など様々な応用が検討されてきた3ト6).代表的な層状ケイ酸塩である,スメクタイト族粘土鉱物と比較して7),層状アルカリケイ酸塩はi)陽イオン交換容量が大きい,ii)層表面シラノール基へのグラフティソグが可能,iii)明確な粒子形態,iv)実験室で容易に合成可能などといった化学的優位性があるものの,その報告例は限られている.本稿では,層状アルカリケイ酸塩の高機能化に向けた材料設計として,シリケート層間/骨格への異種元素種の導入について紹介する. |
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